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2009年10月11日 (日)

子連れの行商

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昨日はお昼少し前から祖母の告別式に参列。

私の祖母に対する小さな時の思い出は、祖母の家に遊びに行くと必ず横になっていた病弱なイメージであった。祖父が亡くなったら、正直なところ、気落ちして亡くなってしまうのではないかというのが、親戚全員の見解であったが(昨日の親族会の叔父のスピーチでも同様のことが語られた)、祖父がなくなった後、しばらくしてから祖母は次第に元気になった。和食が好きだった祖父が亡くなったことにより、和食以外の洋食他色々なものを食べるようになり、その結果、食も太くなったことに一因があるのではないかと思う。まぁ、長生きに関しては、男性よりも女性の方が圧倒的に強いのではあるが・・・。

昨日の告別式後の親族会では、ある叔父より祖母が体を悪くした経緯について初めて話を聞いた。私の親父の兄弟姉妹は6人いるが、祖父は公務員だったこともあり、今と違って戦後直後の公務員は給料は薄給でとてもではないが一家8人で食べていくにはまったくお金が足りなかった。そこで祖母は小さな子供を連れ(仕事中、預ける先もなかったので)、重い荷物を背負って一軒一軒を回る行商の仕事を何年もやっていたとのことだ。おそらく今でも午前5-6時頃の山手線や京浜東北線に乗り込んでくる行商のおばさんと同じイメージではなかろうか?それですっかり体調を崩してしまい、私の幼少時の昭和40年代には常に臥せっているような状態だったらしい。

小さな頃は「何故、病弱なんだろう?」という疑問すら持たないほど、祖母の病弱さを当然のごとく受け入れてしまっていたのであるが、叔父の話を聞いて、体を壊して行商をしてまで、うちの親父や親族を育ててくれた祖母にすごく感動してしまうとともに、深い感謝の念をもった。

晩年は親父をはじめとする叔父・叔母に囲まれて、96歳の大往生をとげた祖母。安らかに眠っていただきたい。

2008年4月27日 (日)

「やつら」ときたら

昨日、土曜は大学の恩師(私の研究室時代の助教授。その後、教授に就任)の退官記念パーティーがあったので、京都まで行ってきた。

私が大学を卒業したのは昭和63年、大学院の修士課程を修了したのは平成2年。ということで、既に研究室を離れてから20年近くになる。

研究室時代の先輩、同期、後輩等知り合いだけでも20名近く集まり(出席者そのものは大学関係者、官公庁、ゼネコン他を含め500名に迫る勢いで、退官記念パーティとしては規模が大きいほうではなかろうか?)、また恩師にもご挨拶ができ、とても楽しい時間だった。

2つ上の韓国の先輩(私が4回生の時にマスター2回生だった)とも20年ぶりにお会いできた。先輩は大学院終了後、韓国の技術系の研究機関で活躍され、その後、会社を起こされ、今は社長としてご活躍とのこと。まさに青年社長という言葉がお似合いだ。

記念パーティが終わった後、ホテルのバーでくつろいだ後、12名の研究室仲間で木屋町(いわゆる京都の飲み屋街)へ繰り出した。が、大型連休の初日ということもあるのか、木屋町は観光客を中心にごったがえしていたので、12名という団体ではなかなか店が見つからず、30分以上うろうろ。結局、先輩がみつけてきた店で11時近くまで飲んでいた。

その後、さらに深夜まで飲もうという話で、宿泊先の決まっていた5名が次の店に入ったが、先々週から先週まで(というか金曜日まで)、風邪で体調を崩していたこともあり、0時で私だけ先に帰った。他の4名は研究の話で盛り上がっていたこともあり、現在は土木の仕事にかかわっていない私にはとてもじゃないけどついていけず、ひたすら眠かったのもひとつの要因。それにしても深夜0時付近で研究の話で盛り上がれるとは、ガッツがあるなぁ。

今朝は10時にホテルをチェックアウトし、奈良まで足を伸ばしてみることにした。最初に興福寺に行き、次に東大寺に行った。最近でも奈良に行くことはあるのだが、もっぱら観光スポットと縁が遠いところに行くので(というのは蘇我氏や聖徳太子関係の歴史に興味があるので、奈良駅付近のところにはあまり行っていなかった)、中学生の時の修学旅行で訪問した時から数えると、まさに29年ぶりではなかろうか??

興福寺や東大寺の建造物や仏像などについては感慨深いものがあったが、もっとも印象に残ったのは「鹿」である。立て看板に書いてあったが、この「鹿」は「野生の鹿」であり、天然記念物らしい。その鹿が観光スポットのあちこちの道路や公園みたいな部分にうじゃうじゃいるのだ。「鹿せんべい」が150円で売っていたので買って鹿に食べさせたのであるが、この奈良の鹿ときたら、1枚食べさせても満足せず、観光客のせんべいがなくなるまで近づいてくる。数頭の鹿に囲まれてしまう状況になったので、早めに鹿にせんべいを配って逃げた!それにしても、「鹿せんべい」の売り手のおじさんやおばさんの売り場の台の上に「鹿せんべい」が並べられているので、「やつら」がその気なら、売り手のおじさんたちが襲われそうな気がするのであるが、そちらに手を出すのは「やばい」と「やつら」もわかっているらしく、観光客が売り手のおじさんたちから買うのを待ってから、観光客に近寄って区のである。「やつら」ときたら、現金な奴としかいいようがない。

一方で危ない場面も多く目にした。2-3歳の子供が鹿に吹っ飛ばされて泣き出した。その瞬間は見ていなかったが、他の人の声で振り返ったら、子供が泣き出し、その子供の両親がどちらに責任があったかで喧嘩をはじめていた。あるいは「鹿せんべい」をやっていたおばさんが、鹿の角でわき腹をつっつかれたらしく、「痛い」と叫んでいた。

まぁ、鹿のテリトリーにいる人間が悪いんだろうが、奈良の鹿には要注意!

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